風光明媚な観光スポットが多い山形県のツーリングスポットを紹介

秋田県との県境にある鳥海山

鳥海山(ちょうかいさん)は山形県の最北部にある山岳で、ちょうど秋田県との県境に位置しています。
標高は2,236mとかなり高く通称で「出羽富士」と言われることもあります。
日本の山岳信仰の地としても有名な場所でもあり、古くから神聖な山として地元の人から親しまれてきたという歴史もあります。

現在では東北有数の登山スポットになっており、非常に景観に優れた山として毎年かなり多くの人が登山に訪れます。
四季折々の風景が変化に富んでおり、冬になると多くの積雪とそのため美しい沢水が流れるということでもよく知られます。

アクセスをするときには海沿を走る国道7号線から内陸に入り県道210号線と131号線へと入って行きます。
途中の山道はかなり厳しいヘアピンカーブが続いているためライダーにとってかなり乗りごたえがありワインディングロード好きな人にとってはかなり楽しい道と言えます。

ビュースポットとして鳥海山4合目にある大平山荘があり、こちらは眼下に日本海と庄内平野を眺めることができる人気の場所となっています。
大平山荘では入浴や食事ができ、売店もあるのでお土産を購入をするなど観光を楽しむことができたりします。

歴史の名残を残す山居倉庫、羽黒山

山形県といえば美しい水とお米が有名な場所ですが、古くからそ酒蔵として使われてきたのが「山居倉庫」です。
山居倉庫は山形県酒田市山居町にあり、明治26年から米穀倉庫として使用されてきた当時の町並みをそのまま保存した建物が独特の景色となっています。

現在では酒田市観光物産館の「酒田夢の倶楽」として使われており、お土産屋や現地の旬の食材を使った料亭が人気です。

酒田市から南下したところにあるのが羽黒山で、こちらには羽黒山有料自動車道を使用することにより山道まで入ることができます。
国道112号線から鶴岡市の中心部に向かうことにより羽黒山が見えるようになるので周辺施設とともにツーリングを楽しんでいけます。

鳥海山同様に羽黒山も昔から山岳信仰の対象として長く崇められてきた場所で、かつて修験道として使用されてきた名残があちこちに見られます。
山頂には出羽三山神社があることからパワースポットとしても有名で、立ち寄ったときにはぜひ参拝をしていきたいところです。

弁天島、湯殿山

県南エリアのスポットとして弁天島や湯殿山があります。
まず弁天島は国道7号線を日本海岸に沿って走行したところにある新潟県との県境を間近にした場所です。
「島」とありますが実際には陸続きとなっており、岬のように海岸にせり出した形をしています。

湯殿山はスキー場としても有名な場所で、山腹にあれう巨大な岩が御神体とされている非常に珍しいところとなっています。