日帰りにおすすめの岩手県のツーリングスポット紹介

国の天然記念物に指定される鍾乳洞の龍泉洞

東北で最も広い県内面積を持つ岩手県では、自然が作り出した不思議な風景を多く見かけることができます。
中でも希少な存在となっているのが岩手県下閉伊郡岩泉町にある「龍泉洞」で、国の天然記念物として指定をされている鍾乳洞です。

鍾乳洞の内部は700mにもおよぶ天然の洞窟となっており、さらに3つの地底湖があるということでも有名です。
なお洞窟の中にはコウモリが5種生息をしており、それらも洞窟と並び天然記念物の指定を受けています。

アクセス方法としては盛岡市から国道455線を走行して外山ダムや岩洞湖のレイクサイドの道を経由して岩泉町へと至ります。
岩泉町の中心部から北上をすることで龍泉洞への道案内が見えるようになりますので、迷うことなく目的地に着くことができるのではないかと思います。

龍泉洞のすぐ近くには龍泉洞観光会館という施設があり、内部にはレストランが営業しています。
お店では特産の岩魚を使ったいわな寿司や、短角牛の焼肉丼など珍しいメニューがあるのでそちらも見逃さないようにしたいところです。

宮沢賢治ともゆかりの深い小岩井農場

岩手県出身の詩人である宮沢賢治は生前岩手県の自然をこよなく愛していたことでも有名です。
その中でも特にゆかりの深いスポットとなっているのが小岩井農場です。

宮沢賢治の作品の中にもしばしば小岩井農場は舞台として登場しており、特に「春と修羅」に所収されている「小岩井農場」は周辺の風景を描いたものとして現在も貴重な資料とされています。

そんな小岩井農場は現在も農場として多くの農産物を作っていると同時に、岩手県を代表する観光名所にもなっています。

場所は岩手郡雫石町丸谷地でJR盛岡駅の隣の小岩井駅の近くにあります。
近隣には網張温泉や岩手高原スノーパークなどがあるのでアクセス環境はよく、東北自動車道からは盛岡I.C.を下りて国道46号線からアクセスできるようになっています。

牧場内では動物たちと触れ合うことができるだけでなく、農産物の製作体験をしたり地元食材を使ったグルメを楽しむことができます。

休暇村陸中宮古、浄土ヶ浜

釜石港からすぐ近くにあるのが宮古市にある「休暇村陸中宮古」です。
こちらは両石湾・船越湾・宮古湾の3つを通って到着するスポットで、内部には日帰り温泉やサウナなどといったレジャーがあります。

もう一つ宮古市で有名なスポットが「浄土ヶ浜」で国の名勝として指定されている場所です。
浜辺には白い岩と砂浜が広がっており、美しい日本海の景観が見られます。
名前の由来はその形式がまるで極楽浄土のように見えるからというのもロマンを感じるところです。

おすすめは浜の近くにある「浄土ヶ浜レストハウス」で、海の幸がたっぷりはいった独自のメニューが食べられるのが特徴です。