大空を駆け抜ける屈指の高原ロード”ビーナスライン”

国内でも屈指の絶景高原ロード、身体全体で大空を駆け抜ける爽快感を味わえるのが国道152号線、長野県道192・40・194・460号線を含む「ビーナスライン」です。
ここを知らずしては一人前のライダーとは言えない！とも言われているほど、ライダー定番の山岳ロードです。

このビーナスラインは、高原から山岳地帯まで非常に変化に富んだルートが特徴的です。
様々な移り変わりのシーンを楽しむことができるので、全長76kmほどのロングルートにもかかわらず全く飽きを感じることはありません。
一気に終点まで走り切って爽快感を全身で感じられるルートと言えるでしょう。

このビーナスラインは中信州を南北に縦断しているルートで、信州自慢の車山高原、美ヶ原など、様々な観光スポットを繋いでいます。
様々な観光ポイントがつながっているため、休日には観光バスや自家用車の交通量が多めになる傾向があります。
しかしほとんどの区間で信号がないため、流れは決して悪くありません。
おおむね渋滞のないルートと言っても過言ではないでしょう。

息を呑むようなロケーションの連続

このビーナスラインには、風景の特徴が二つあります。
南部は高原的な景色、そして北部は壮大な山岳地帯の景色となっているんです。
どちらも走りごたえは抜群で、ライダーのエキサイトメントな感情を引き出してくれるワインディングロードと言えるでしょう。

南部の高原地帯のワインディングロードは霧ヶ峰や車山高山といったエリアがあるため、特に見逃せません。
遥か彼方に見える険しい峰々など、息を呑むようなロケーションを連続で楽しむことができます。

息を呑むような迫力満点の景色が近いにもかかわらず、市街地や高速のインターチェンジがから離れていないため、アクセスは非常に良いのも特徴です。
道幅も広いため、初心者ライダーでも安心して風景を楽しむことができるでしょう。

標高2000m超えの美ヶ原高原

このビーナスラインの終着地点は、美ヶ原高原です。
この美ヶ原高原の標高はなんと2000mを超えていて、国内でも随一の標高を誇るスポットと言えるでしょう。
標高2000mもの高さから眺める一面の雲海はとにかく言葉を失ってしまうような美しさで、一生の思い出にもなってくれるでしょう。

ビーナスラインのロードデータまとめ

ライダーなら誰もが知っている絶景ロードのため、交通量は比較的多めです。
スピードを出すライダーも少なくないため、事故には要注意です。

路面の状況は非常に良く走りやすいのが特徴ですが、路肩が狭目なので駐車エリア以外に停車するのは危険です。
周囲の安全に気を配りながら絶景を楽しんでください。