富士見彫刻ツーリング

潮風を身体で感じる富士見彫刻ライン

潮風を全身で感じられる解放感抜群の定番のツーリングロードが、国道136号の「富士見彫刻ライン」です。
伊豆半島西部の海岸沿いを南北に走る大動脈とも言われているルートで、ライダーから非常に高い人気を誇っているスポットです。

国道136号線そのものがツーリングにもってこいのエリアですが、その中でも特に人気のハイライトスポットが富士見彫刻ラインです。
この富士見彫刻ラインは非常に短く、松崎町から雲見温泉までの約4kmを指したルートとなっています。

この距離の短さゆえに過小評価してしまいがちですが、息を呑むほどの絶景ロードとしても知られているんです。
ぜひ一度このスポットにツーリングしにきてみてください。

西伊豆の豪快な海岸を楽しむ

この富士見町彫刻ラインの最も大きな魅力の一つは、とにかく豪快な海岸線沿いです。
富士を遠望しつつ、数十メートルにもなる断崖絶壁をワインディングから見渡すことができます。

荒々しく迫力満点の海岸風景には、息を呑むこと間違いなしです。
人間の手をつけていない自然海岸のその美しさと迫力の大きさ、そして海の色の美しさには誰もが圧倒されることでしょう。

また、このルートの様相もライダーにとって魅力的なポイントです。
ブラインドカーブやアップダウンの連続のため、走り応え抜群という言葉がぴったりでしょう。

路面そのものは完全に舗装され整った状態のため、大型ツアラーなどでも全く問題なく走ることができます。
しかし、タイトなコーナーと勾配が連続するこの道路は初心者ライダーにとっては少々手強いかもしれません。

この連続コーナーで車体を豪快にかつ軽快に切り替えながらクリアしていき、潮風を全身で感じながら雄大な富士にたどり着く、それがこの富士見彫刻ラインの醍醐味です。

富士見彫刻ラインのロードデータまとめ

富士見彫刻ラインは伊豆周遊の大動脈とも言われており、観光客の多いスポットの近くながら交通量は比較的少ないことで知られています。
休日や連休中でも、それほど混み合うことはないでしょう。

富士見彫刻ラインの魅力でもあるブラインドカーブやアップダウンには、見通しが悪くなることが予想されるため注意が必要です。
特に初心者は無理せず十分注意しながら進むようにしましょう。

道路は舗装され非常に綺麗ですが、小落石には注意が必要です。
完全2車線ですが、カーブが非常に多いためはみ出し運転しないよう互いに細心の注意をすることが欠かせません。

またこの富士見彫刻ラインは、路肩が非常に狭くなっているので駐車スペース以外で停車をしてしまうとかなり危険です。
脇道にそれると棚田風景が楽しめるエリアなどもあるため、休憩スポットを確保しながらツーリングを楽しみましょう。