自然が豊かな北海道のツーリングスポット紹介

馬のふるさと日高を走るサラブレッド街道

北海道はツーリングの聖地と言ってもよいほどたくさんのツーリングスポットを有する地域です。
北海道一周や縦断、横断などどういったルートをとるかにより立ち寄ることができる観光地も変わってきますが、ツーリングならではの楽しみということで言えば日高地方は大変おすすめできます。

「日高」というのは正確には北海道沙流郡日高町周辺のエリアのことで、北海道内で見ると道南エリア、千歳からはちょうど東南の方角にあります。
海沿いに走るJR日高本線がの「日高町駅」がある場所であり、線路と平行する形で国道235線が走っています。

日高の名前は古くから日本の歴史に登場をすることがある有名な地域であり、現在では国内の競走馬牧場の約7割がこの日高にあるということで知られます。

国道235線を南に進んだところにあるのが日高エリアの一つ「新冠(にいかっぷ)町」で、こちらには町のシンボルに馬の看板がつけられているほど有名なサラブレッド育成牧場がある場所です。

このことから国道235号線のことを「サラブレッドロード」と呼ぶことがあり、道沿いに走っていくだけでもかなりの数の牧場を見かけることができます。
新冠町にはオグリキャップを記念して作られた「優駿記念館」や、往年の競馬ファンには懐かしいハイセイコーのお墓があったりと馬が好きな人なら一度は行きたい場所となっています。

絶景を見たいなら襟裳岬、神威岬

北海道は大きな陸地面積を海原が囲むような地形をしていることから、それぞれのエリアには名物となる岬が存在しています。
日本国内でも最も「岬」が多い地域でもあり、そのいずれも他の地域では見ることのできないような雄大で個性的な眺めとなっています。

北海道内にある岬を挙げればきりがないのですが、中でも絶景スポットとして人気の高いところとして「襟裳岬」や「神威岬」があります。

「襟裳岬」は北海道内の南側に位置しており、ちょうど北海道の真ん中を真南に向かった先端部分にあります。
一方の神威岬は道西エリアに位置しており、札幌からちょうど西側、小樽から海沿いに西に向かった先端部分に位置しています。

どこまでも続く直線道路・日本海オロロンライン

北海道ツーリングらしい道路というところでおすすめなのが「日本海オロロンライン」です。
日本海オロロンラインは石狩~留萌までをつなぐ国道231号線と留萌~天塩までの国道232号線、さらに天塩~稚内までの道道106号線をまとめたもので、どこまでも続くように見えるまっすぐな直線道路が特徴です。

途中には巨大風車があるなど景観に優れたところも魅力の一つで、道内ツーリングでしか感じられないような雄大な風景を体験することができるおすすめの場所です。