東関東ツーリング

意外と楽しめる東関東でのツーリング

関東でのツーリングというと三浦や湘南、箱根、伊豆といった東京から下る場所が選ばれることが多いです。
しかし、関東でも千葉や埼玉、栃木、茨城にもツーリングスポットは色々とあります。

最近ではどんどんと高速道路が新しくなり色々な場所が繋がり、アクセスも便利になっています。
そこで、今まで東関東に足を向けていなかった人はこちらの方に足を向けるのは、今まで知らなかった新しい場所を知るチャンスです。
ここでは東関東のツーリングでオススメな場所をいくつか紹介していきます。

春にオススメ!足柄や渡良瀬橋のツーリング

春にオススメなのが、栃木や群馬でのツーリングです。
群馬と栃木と聞くとかなりの移動距離を想像しますが、県道や国道を走ることも多いですが交通量も少なく走りやすい道も多くあります。
もちろん、途中でしっかり走りたいと思えば山道を追加してカスタマイズして走り方も好みのものにすることができますから、何度足を運んでも楽しむことができるのです。

春はお花見スポットに足を運びたいですが、その中でも外せないのがあしかがフラワーパークがあります。
名前の通りたくさんの花が見られますが、春の藤はとても美しく有名です。
一般的な薄紫のものだけでなく白や黄色といった珍しい藤も楽しめます。
敷地内にはレストランもあるので、昼食休憩をとりながらゆっくりたくさんの美しい花を眺めて過ごすのもオススメです。

コースや所要時間によってもう少し遠出ができるという時には渡良瀬遊水地もオススメの場所です。
足尾銅山鉱毒事件の解決のために作られた遊水池で、100年以上の時間をかけて自然が再生しています。
遊水池の美しさを眺めるのはもちろんですが、この池ができた背景や歴史、廃村になった旧谷中村の歴史を学ぶこともできます。

千葉はオススメのツーリングスポット

千葉県はその大きさから移動が大変だと思われ敬遠されることも多い場所でした。
しかし、アクアラインの開通とその通行費用の値下げによりとてもいきやすい場所に変わっています。
房総半島は自然にあふれていますし、気持ちよく走れる道も多く一度は行きたいツーリングスポットです。

東関東道に乗れば成田山や佐原といった場所に行けます。
冬でも行きやすい場所が成田山です。
東関東東自動車道を走る際、終点の潮来に行くのは寒くて避けられることが多くあります。
これは香取の手前がとても寒く走りにくいためです。

そこで、寒さに弱いという人はその手前の成田で降りて成田山に行くことがオススメです。
成田には成田山があります。
正式名称は真言宗智山派大本山成田山新勝寺で、国指定の重要文化財を始め、多くの文化財が収容されている由緒ただしきお寺です。

成田山から佐原は国道356号戦、通称利根水郷ラインを走って行くことができます。
東関東の香取インターからも行けるので高速で直接向かうのも良いのですが、とても気持ちの良い道なのでぜひここは走ってほしい道です。
川沿いの国道ということでとても気持ち良い走りができます。

香取は江戸まさりと呼ばれて栄えた水郷の町です。
レトロな建物が多く、昭和にタイムスリップしたような気持ちが味わえます。