クロスカントリーに挑戦しました

オフロードバイクにはまってレースに参加してみました

オフロードバイクに乗るようになって、どんどんその魅力にはまってしまいました。
関門をクリアしていく感じはゲームをプレイしているのと共通していますし、とくに難所は本当にクリアするのに四苦八苦します。
だからこそやりがいもありますし、クリアできた時の達成感は何物にも代えがたいものがあります。

レースに参加すると、オフロードバイクで一人きり、どんなことも自分で乗り越えていかなければなりません。
しかし一人きりだからこそ、今まで体験したことのなかった集中力でゾーンに入れる感じもします。
非日常的な空間を満喫できるので、ますますハマってしまいました。

今回、クロスカントリーの大会に参加してみました。
モトクロスといえば人工的に作られたダートの上でレースをします。
一方、クロスカントリーは自然そのものの土の上を走行していきます。
公道区間も一切なく、山野や夏場オフシーズンのスキー場などを使って競います。

自然の中を駆け抜けるのが魅力

クロスカントリーは、自然の中を走り抜けて順位を争うスポーツです。
あらかじめ走行時間が決められていて、その中で何ラップできたかで競います。
山林の入り組んだアップダウンの激しいコースを走行するのが一般的なので、正直タイムはそれほど早くありません。
いかに障害をうまくクリアしてタイムロスを少なくしていくか、がクロスカントリーの醍醐味といえます。

バイク選びの際、足着き性は意外と重要です。
難所がいくつもあるので、そのたびにいったん立ち止まる必要があるからです。
エンジンパワーはそれほど必要ないですが、中低速域におけるトルクに厚みのある車種の方がタイムは出やすいでしょう。

タイムが出るかどうか、一つ重要なポイントになるのがスタートです。
クラッチワークの良し悪しでかなりのロスタイムになってしまうこともしばしばですので、クラッチワークの部分で見るとトレール車でもいいのではないかと思うでしょう。
しかし、スタート時の走りはスムーズかもしれませんが、重さがあるのでアップダウンの激しいコースの中で攻めるのはかなり厳しくなります。
基本的に軽めのバイクでないと、スムーズな走りは期待できません。

コース全長は思っているよりも長く、もし山中でポイントクリアするのに手間取っていると、ガス欠の懸念も出てきます。
そこでバイクは、ある程度給油できるビッグタンクに取り替えておくのがおすすめです。
給油によるロスタイムをできるだけ避けるためにも、あまりピットインしないほうがいいでしょう。
自然の雄大な景色の中を駆け抜けていくところも、クロスカントリーの魅力の一つといえます。