心が満たされる

つい最近、サークルのツーリングで大日影トンネルへ行ってきたため、そのレポートをしましょう。
大日影トンネルとは山梨県の甲州市にある遊歩道であり、かつて中央本線が走っていたのですが、現在は使われていません。
長らく放置されていたのですが、JRが自治体に譲渡したために遊歩道として整備されたのです。

とても天気が良かったため、みんな笑顔の絶えない状態で気持ち良くツーリングを楽しめました。
途中にあった道の駅で休憩をしていたのですが、美味しそうなものがあればその場で買って食べていました。
ツーリングの醍醐味として、そこにしかない美味しいものをたくさん食べられるという点が楽しみとなっています。

いつものことですが、ツーリングはとても景色が素晴らしいところを走っていくため、心が満たされます。
眺めの良い場所がたくさんあるため、ここが同じ日本なのかと衝撃を受けることもありました。
それぐらい自然が豊かなところへどんどん入っていき、最終的には大日影トンネルにやって来たのです。
比較的早く大日影トンネルへ到着したため、バイクに乗っていた時間は短かったのですが、とても楽しめました。

大日影トンネルを歩く

楽しみにしていた大日影トンネルに到着したため、さっそくみんなで歩きました。
全長は1キロ半あるため、片道で約30分かかってしまうため結構長い距離があります。
見学をするのは無料のため、気軽な気持ちでトンネルの中に入り、そこの雰囲気を楽しみました。

ここはかつて普通に電車が通っていたトンネルなんだなあと感慨にふけりました。
外は比較的暑かったのですが、中は涼しいというよりも寒気を感じるほどでした。
トンネルの中というのは太陽の影響が少ないためにこんなにも涼しくなるのかと感心しました。

トンネルの中は当時のままの状態となっており、とても貴重な場所なのです。
つい最近までここには電車が通っていて、トンネルとしての役割を果たしていたのです。
もちろん、今も遊歩道となっているため、トンネルとして立派にその役目を務めていることには変わりありません。
普段はなかなか歩く機会のないトンネルの中の世界を体験できたのはとても貴重でした。